
職場の文化を、どうすれば変えていけるのか?
そうした問いを胸に抱いて、
日々の仕事に取り組んでいるマネジャーやビジネスマンは
少なくないでしょう。
もとより、この問いに安易な答えなどないのですが、
一つ理解しておくべきことがあります。
それは、「職場の文化」とは、
その職場に集まったメンバーのこころが集まって生み出す
「こころの生態系」を映し出しているということです。
では、その「こころの生態系」に、
どうやって働きかけていけばよいのでしょうか?
この本では、そのための一つの方法として、
「ウィークリー・メッセージ」という手法を提案しています。
この方法を実践するだけで、
「職場の文化」は自然に変わっていくでしょう。
しかし、このウィークリー・メッセージは、
同時に、その職場のマネジャーのマネジメントを映し出す「鏡」でもあるのです。
新しい時代のマネジメントへの進化は、
まず、その「鏡」を覗き込むことから始まるのです。

プロローグ 月曜日の朝に吹く風
第1章 仲間を理解する新しいスタイル
第2章 自然に対話が生まれるとき
第3章 しなやかに格闘する個性
第4章 知識を学びあうために
第5章 智恵はひそやかに伝わる
第6章 書くことによるこころの成長
第7章 こころの生態系をみつめて
第8章 マネジメントを映し出す鏡
エピローグ ロビンソン・クルーソーの一冊

第1のメッセージ
私は小さなデザイン企画会社を経営する者です。
2000年で10周年を迎えます。
2人からはじめて、現在は12名の社員がおります。
人数的にも過渡期だと感じている今日この頃でした。
社内報を発行していましたが、忙しくて休刊中であり、
社内的にもいろいろと歪みが出てきたところでした。
5、6人のときはプロに徹した集団でしたが、そうもいかなくなり、
若い人々とのコミュニケーションをどうとるのか
などの問題が出てきたころに、
リーダー的な存在の社員から
『こころのマネジメント』を薦められました。
『こころのマネジメント』を読んで、最後にグッときて泣けました。
この種の書籍で泣けたのは初めてだと思います。
私が目指すものも同じだと思い、
電子コミュニケーションの社内報をスタートすることに致しました。
なにか、ふっと気が楽になったようで、
初めて知らない方にメールを出してしまいました。
お忙しいところに私のメールが入り込んだことをお許しください。
経営者・役員
第2のメッセージ
『こころのマネジメント』を読ませて頂きました。
職場作りの上で、
職場の仲間の心の距離を近付ける努力が必要だと感じていましたし、
改めて触発されました。
ウイークリー・メッセージを職場でやろうとし、異論にあいましたが、
何とか違った手法でエッセンスを注入したいと策を練っているところです。
今後も書物等で勉強させて頂き、
活用出来る部分を職場に持ち帰りたいと思います。
30代 会社員
第3のメッセージ
多数のご著書を日頃から愛読させていただいております。
特に『こころのマネジメント』には、大変感銘を受けました。
私は現在、電機メーカーにて、
LSI開発プロジェクトのサブマネジャーに従事しております。
100名以上のエンジニアが関与する大規模プロジェクトのため、
電子掲示板の有効活用が不可欠です。
日頃のプロジェクト運営、そして掲示板運用の経験から、
田坂さんのお言葉、考え方には非常に共感するものが多くございました。
次のご著書も楽しみにいたしております。
会社員
(道経塾,2001年6月)
(Works,1999年12月)
(研究所からの情報提供,2002年2月)